本試験第35回インテリアコーディネーター2次試験の減点ポイント。
プレゼンテーション試験問題内容・・
「畳コーナーのある生活空間のインテリアコーディネート(RCラーメン構造のマンション)」でした。
試験の難易度としては昨年と同じ程度だと思われます。
今回の出題は昨年同様、ほとんどの造作と配置する家具に指定の寸法があり、これをどれだけ忠実に守った解答ができるか?によって合否が決まるでしょう。
今年のポイントとして・・
- RCラーメン構造なので、東西の壁面上部にある梁を避けて、家具の高さを考えなければならなかった。
・東壁面の梁の出が200㎜、西壁面の梁の出は100㎜。
⇒ラーメン構造の出題は、過去本試験14回以来。
⇒A-A立断面図では梁の見え掛かり線を描く。B-B立断面図では梁の断面のガイドを太線(断面線)で上書きする。
- 高さ300㎜の畳コーナーの設置
⇒畳の大きさ(1枚1800×800くらい)の指定あり。
⇒床から300㎜立ち上がっているので、必ず框(見切り)で囲む必要がある。
- 畳コーナーの造作家具
⇒幅1200㎜の和箪笥を置くため、中のものが取り出せるよう、引き戸の有効開口が1200以上にならないといけない。
⇒2枚の引き違い戸では大きすぎてダメ。3連引き戸、4連引き戸ならOK。
- 多目的コーナーの造作家具
⇒設問要望の”幅2500~2700×奥行600”&”天井まで”の高さで設置する。
⇒B-B立断面図で断面が見えてくるが、最上部は梁の出(200㎜)があるので、考慮したデザインとする。
その他、着彩では”幅150㎜”のフローリングである(既存なので)とか、インテリアグリーンをどこかに置くなど細々した規制がありました。
問題文の盛り込み忘れは中減点ですので、どれだけ忠実に解答したかが合格のポイントとなるでしょう。
今年描ききれなかった方は、今のうちに解答をもう一度見直して、ご自分の見落としやすいところをメモしておきましょう。
来年受験される方は、ぜひ今から始めて確実な合格を勝ち取りましょう!
応援しております★
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